ネットワークカメラに脆弱性、偽情報の表示や遠隔コマンド実行の恐れ|サイバーセキュリティ.com

ネットワークカメラに脆弱性、偽情報の表示や遠隔コマンド実行の恐れ



画像:株式会社アイ・オー・データ機器HPより

2017年3月2日、スマホ・TV・PC周辺機器総合メーカーである株式会社アイ・オー・データ機器は、提供するネットワークカメラ製品において複数の脆弱性を確認したとの発表を行いました。

対象製品を利用中のユーザーに対し、最新のファームウェアへ更新を呼びかけています。

事件詳細

脆弱性が確認された製品は下記です。

  • TS-WPTCAM
  • TS-WPTCAM2
  • TS-WLCE
  • TS-WLC2
  • TS-PTCAM
  • TS-PTCAM/POE

※全製品が最新ファームウェア(Ver.1.19)で対策済みとなっています。

これら、6製品において3つの脆弱性が確認されています。

  • CVE-2017-2111
  • CVE-2017-2112
  • CVE-2017-2113

脆弱性により起こり得る影響としては、HTTPレスポンス分割攻撃によって、当該製品にログインしているユーザーのウェブブラウザ上で偽の情報が表示される可能性や、遠隔の第三者によって、当該製品上で任意のOSコマンドを実行されることが考えられます。

<参照>
弊社ネットワークカメラにおける複数の脆弱性について/アイ・オー・データ


SNSでもご購読できます。