
2017年2月16日、トレンドマイクロは、2017年1月から被害が増加しているフィッシング詐欺事例において、携帯電話のテキストメッセージ(SMS)からGoogle Playを模したフィッシングサイトへ誘導する「スミッシング」を確認したとの発表を行いました。
※スミッシングとは「SMS」と「Phishing」を合わせた造語です。
被害詳細
今回確認されているものでは、SMSで下記の様な文面が届きます。
Googleより
GooglePlayアカウントのお支払方法登録のお願いです。
詳細はURLをクリック
http://
誘導先のサイトは、Google Playを模した作りとなっており、ユーザー情報の入力を求められます。
- GoogleアカウントID
- Googleパスワード
- クレジットカード情報
事件から考えられること
まず、GoogleやApple、マイクロソフト、Amazonなど、複数のサービスと連携する認証情報は、攻撃者の標的となりやすいものですので、十分な注意が必要です。具体的には、誘導先として記載されているURLのドメイン等を確認するようにしましょう。
そして、スミッシングでは、SMSを用いていることから、そのターゲットは「モバイルユーザー」に限定されていることが分かります。これまで一般的であったフィッシングメールにも共通して言えることですが、偽サイトへ誘導するためのメール本文にある文言は、以前に比べかなり“自然な文章”となっており、攻撃者は日本を狙った組織的グループだと考えられています。
<参照>
「Google Play」の日本語フィッシングサイト事例、SMSでの誘導を確認/トレンドマイクロセキュリティブログ
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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