
2017年1月31日、埼玉県立循環器・呼吸器病センターは、患者情報約3600件を含むUSBメモリが紛失したと公表しました。USBは同センターに所属する医師により施設外へ持ち出され、帰宅途中に紛失したとのことです。
この記事の目次
事件概要
2017年1月25日、自宅でデータの整理を行うためUSBを持ち出した医師は、同僚との食事後タクシーに乗った際に鞄を紛失したことに気が付いたとのことです。
現時点で、紛失したデータによる個人情報悪用などの二次被害は報告されていません。
USBに含まれた患者情報
対象
持ち出した医師がこれまでに処置した患者
内容
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 診察券番号
- 処置年月日
- 処置の内容
- 放射線検査画像
- 担当医師氏名
※住所、電話番号は含まれていない
対策
同センターでは、バックアップデータを基に、紛失に該当する患者の特定作業を進め、対象患者への連絡を行っていくとしています。
また、個人情報管理体制の強化、再発防止策についても同時に進めていくとのことです。
<参照>
・個人情報を含むUSBメモリの紛失について/埼玉県立循環器・呼吸器病センター(PDF:101KB)
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- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
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