音楽配信サービス「Spotify」でマルウェア感染報告|サイバーセキュリティ.com

音楽配信サービス「Spotify」でマルウェア感染報告



ニュースの概要

音楽のストリーミング配信サービス「Spotify」において、不正広告が表示され、一部利用者からマルウェア感染の報告が寄せられているという。

今回の問題が発生したのは同サービスの無料プランに表示される広告で、同サービスのコミュニティサイトへの投稿で発覚。既存のブラウザにマルウェアのサイトが表示されたり、自動的にダウンロードされたなど、複数の利用者からの報告があり、それぞれのOSはWindowsやMac、Linuxなどにわたり、環境にも左右されていない。

その後の対応

これらを受けて同サービスでは事態を把握し、問題の広告を特定して削除・監視を行っており、被害はわずかなユーザーだけだったとし、同様の問題が発生した場合は通報してほしいと報告した。

考察

同サービスでは2011年にも同様の問題が発生しており、対応は素早いもののリスクを考える利用者は月額の有料プランを利用した方が良いのかもしれない。

Spotifyとは?

Spotifyとは、スウェーデン発の定額制音楽ストリーミング配信サービスで、2016年10月現在での配信曲数は4000万曲以上にのぼり、ユーザー数は1億人を超える世界最大手で、9月からは日本国内でも招待コードを取得することで利用できるサービスが開始。定額制とされているが、月額980円で利用できるプラン(Spotify Premium)とは他に、曲再生の途中で広告を表示させることにより無料で利用できるプランも展開している。

関連リンク
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