松山大学職員がサポート詐欺被害、学生ら889名の情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

松山大学職員がサポート詐欺被害、学生ら889名の情報漏えい懸念



画像:松山大学より引用

松山大学は2025年2月25日、同大に所属する職員がいわゆるサポート詐欺被害に伴う、学生等889名の氏名や成績等の個人情報について漏えい可能性を発表しました。

松山大学によると職員は2025年1月3日、学生らの個人情報を記録したパソコンを自宅Wi-Fiでインターネットに接続し、使用していました。ところが使用中、ニセの警告画面を思しき画面が表示され、指示に従い指定の連絡先に電話を架電。話者の指示に従い、パソコンを操作し、自身のパソコンを話者が遠隔操作可能な状態にしました。

職員は遠隔操作後、セキュリティ強化費用として金銭の支払いを求められ、詐欺に気付きました。しかし、既に個人情報を記録したパソコンは遠隔操作状態にあり、情報漏えいの可能性が生じていました。松山大学はこのため、事実を公表し謝罪。教職員向けに情報セキュリティに関する対策や注意を喚起しました。

参照個人情報漏えいの可能性についてのお詫びとご報告|松山大学


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