転職サービスでブロック企業が実際は情報閲覧可能に│パーソルキャリア|サイバーセキュリティ.com

転職サービスでブロック企業が実際は情報閲覧可能に│パーソルキャリア



画像:パーソルキャリアより引用

パーソルキャリアは2025年2月5日、同社が展開する個人向けサービス「dodaスカウトサービス」において不具合があり、利用開始時、ユーザーが事前に登録した企業のブロック設定が解除される事態が確認されたと発表しました。

パーソルキャリアによると、解除の原因は利用開始時のシステム不具合です。本来ならサービス利用開始より前に設定されたブロック企業は引き継がれるものとしていましたが、実際には利用開始時、リセットされていました。結果、1,763名のユーザーがブロック指定先の企業に情報を閲覧され、49,486名のユーザーが閲覧可能な状態にありました。

企業が閲覧可能であった情報は、年齢や性別、居住都道府県、勤務状況、職務経歴等です。氏名や生年月日、都道府県以外の住所、電話番号にメールアドレスは漏えい対象外とのこと。パーソルキャリア社は2025年1月16日に不具合は解消し、企業ブロック設定についても2025年2月2日に復元を完了しています。同社は今後、システム開発において横断的な仕様検討と検証を行う体制・運用を構築するとしています。

参照dodaスカウトサービスの利用開始時における
「企業ブロック」設定機能の不具合に関するお詫びとお知らせ|パーソルキャリア


SNSでもご購読できます。