サポート詐欺被害で顧客や従業員の個人情報478件漏えいか│長野電鉄|サイバーセキュリティ.com

サポート詐欺被害で顧客や従業員の個人情報478件漏えいか│長野電鉄



画像:長野電鉄株式会社より引用

長野電鉄株式会社は2025年1月15日、同社職員が「テクニカルサポート詐欺」に遭い、業務用パソコンに記録されていた顧客や従業員の個人情報478件の漏えい懸念を発表しました。

長野電鉄によると2024年12月11日~2024年12月12日、「テクニカルサポート詐欺」によりパソコンが、外部から不正アクセスを受けました。同社は被害を把握したのち、対象となったパソコンを外部接続から切り離すなどしましたが、侵害中、パソコンに記録されていた氏名や住所、電話番号のほか、学校名や障害の有無など個人や従業員個人情報478件について、漏えい懸念が生じました。

テクニカルサポート詐欺とは、ネットブラウジング中にニセの警告画面を表示し不安を煽り、ユーザーに遠隔操作を受け入れるよう仕向けるサイバー攻撃の1つです。以前より形を変え存在し続ける手口で、これまで多くの被害事例が確認されています。

長野電鉄は現在、情報漏えいが懸念される対象者に、個別に連絡を取り事情を説明しています。また、連絡がつかない対象者に向けホームページでも事実を公表しています。同社は今後、従業員へのリテラシー教育やセキュリティ体制を強化し再発を防止するとしています。

参照パソコンへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性について(お詫びとお知らせ)


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