画像:福岡市より引用
福岡市教育委員会は2024年12月26日、福岡市立中学校の教員が不注意により教員用フォルダのアクセスコードを表示したことにより、生徒2名が3年生49名の健康や指導上の配慮情報を閲覧し流出したと発表しました。
福岡市教委によると教員は2024年5月、授業中にプロジェクターでパソコンの映像を投影した際、誤って教員専用フォルダにアクセスコードを表示し、生徒に知られました。その後、コードを閲覧した生徒のうち2名が2024年7月~2024年9月、教員専用フォルダに不正アクセスし、生徒の健康や指導に関わる個人情報を撮影、生徒など12名に共有しました。
不正アクセスや情報漏えいは2024年11月、情報提供を受けた市教委の調査により判明しました。流出に関与した生徒は興味本位で行っていたとのこと。市教委は情報管理体制の徹底や生徒への情報モラル教育の徹底により再発を防止するとしています。