ランサムウェア感染で生産ラインが一時停止│株式会社ミヤキ|サイバーセキュリティ.com

ランサムウェア感染で生産ラインが一時停止│株式会社ミヤキ



画像:株式会社ミヤキより引用

株式会社ミヤキは2024年9月12日までに、ランサムウェア感染に伴うシステム障害を発生し、生産管理システムや製造システムが一時停止に陥った旨、発表しました。

ミヤキ社によると、システム障害は2024年9月6日に発生しました。発生後、同社がフォレンジック会社に対応を依頼したところ、障害の原因がランサムウェアによるものと判明。さらにリアルタイムの在庫管理が困難な状況が発生し、生産管理システムや製造システムなど量産ラインを停止する事態となりました。

ミヤキ社はその後、フォレンジック調査会社と協力し、原因の特定や生産管理システムの増設、復旧対応に取り組みました。同社は2024年9月12日時点の発表で、全ライン通常生産の回復に成功したと発表。ただし、メールシステムについては障害が継続しており、電話やFAXでの対応が続いています。

同社は今後、セキュリティ強化や事業継続計画を見直し安全性の確保に努めるとしています。

参照ITインシデント発生のご連絡 第9報:9月12日8時現在


SNSでもご購読できます。