BYOD|サイバーセキュリティ.com

BYOD

BYOD(Bring Your Own Device)は、従業員が個人所有のデバイス(スマートフォン、タブレット、ラップトップなど)を職場で業務に使用することを指します。このコンセプトは、従業員の柔軟性や生産性を向上させる一方で、企業のセキュリティに対するリスクも伴います。特に、個人デバイスは企業のネットワークやシステムにアクセスすることができるため、セキュリティ対策が不十分なデバイスが感染した場合、企業全体のセキュリティが脅かされる可能性があります。BYODの導入に伴うリスクとして、データ漏洩や不正アクセス、マルウェア感染などが挙げられます。対策として、企業はBYODポリシーを策定し、個人デバイスに対してセキュリティ基準を設けることが重要です。また、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを導入し、デバイスの監視や管理を行うことで、企業のデータを保護することが求められます。さらに、多要素認証2FA)を導入し、従業員のデバイスが不正にアクセスされるリスクを軽減することが推奨されます。


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