契約者名乗る第三者に東京都水道局の受託事業者が個人情報を誤提供|サイバーセキュリティ.com

契約者名乗る第三者に東京都水道局の受託事業者が個人情報を誤提供



画像:東京都より引用

東京都は2024年8月1日、政策連携団体が受託する水道局板橋営業所及び目黒営業所にて、個人を偽って職員から第三者個人情報を引き出そうとする電話があり、情報漏えいが発生したと明らかにしました。

東京都によると板橋営業所では2024年7月29日、水道契約者名義人の子を名乗る人物から電話での連絡がありました。息子を名乗る人物は名義人の氏名や住所、電話番号を申告したため、電話を取った営業所職員は、契約者の水道利用に関する複数の情報を提供する事態となりました。

また、目黒営業所においても2024年7月30日、名義人本人を名乗る人物からの電話連絡がありました。行為者が板橋営業所同様、個人情報の一部を申告したため、目黒営業所職員も水道利用に関する複数の情報を提供する事態となりました。

2件の漏えいは、いずれも対応後、職員が登録電話番号に架電したことにより判明しました。水道局はこのため、漏えい対象者らに事情を説明し謝罪。警察に情報提供を行ったとしています。

参照営業所での個人情報の漏えいについて


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