市職員が9,549人の国保情報添付した電子メール誤送信│日光市|サイバーセキュリティ.com

市職員が9,549人の国保情報添付した電子メール誤送信│日光市



画像:日光市より引用

日光市(栃木県)は2024年6月18日、日光市健康課の担当職員が合計9,549人の国民健康保険や後期高齢者医療保険情報を記載した電子メールを、市職員や関係機関12の宛先に誤送信したと発表しました。

日光市によると、誤送信の原因は担当職員の確認不足によるものです。メールは会議資料を提供する目的で、市職員や関係機関の出席者合計12か所に宛てられました。ところが、担当職員が送信後にメールを確認したところ、本来公開すべきでない国民健康保険や後期高齢者医療保険被保険者合計9,549人の氏名や住所、連絡先、一部健診結果等を含む個人情報が添付されていたことが判明しました。

事態を把握した日光市は、誤送信先にメールおよびデータの削除を依頼しました。市によると、全ての送信先において、データの保存や転送はなく、外部への流出が生じていないことも確認が取れたとのことです。市は今後、複数職員による送信前確認を徹底するなど、情報セキュリティを強化し、再発防止に努めるとしています。

参照メールによる個人情報を含むデータの誤送信について


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