宇宙航空研究開発機構(JAXA)が不正アクセスを受けた問題について、情報漏洩の可能性があることが2024年6月21日、明らかになりました。
情報によると、漏洩が懸念されるのは、JAXAが保有する、役職員等の個人情報や外部機関との文書類です。一部には外部機関と秘密保持契約を約したものもあり、合計5,000件に及ぶとのこと。
JAXAは過去、複数回のサイバー攻撃を受けていますが、特に2023年〜2024年に発生した攻撃について、漏洩した懸念が生じています。
JAXAは現在、攻撃の詳細を明らかにすべく、慎重に調査を続けています。JAXAは人工衛星やロケットなど安全保障に関わる情報も有していますが、これらは別のネットワークで運用しており、漏洩の可能性はないとのことです。