東京都青梅市は2024年4月8日、青梅市から市内の認可保育所31園に発信した電子メールについて誤添付が発生し、一部児童や保護者522名の個人情報が漏えいしたと明らかにしました。
説明によると青梅市は2024年4月1日、保育所の副食費(おやつ代)免除の対象となる児童や保護者に関係するデータを添付し、市内の認可保育所31園に送信しました。ところが送信後、メールを受信した保育所のうち1園から「他園の児童のデータが含まれている」旨の連絡を受けました。
青梅市がメールを確認したところ、添付ファイルについて他園の対象者の情報を誤添付していたことが判明しました。ファイルには免除対象となる保護者246名の氏名や所得階層に加えて、児童276名の氏名や学年、1子2子の別、施設名などが記録されていました。
青梅市はこのため、送信先となった31園に送信データの削除を依頼し、漏えい対象者にも事情を説明。今後は外部メール送信前に、作成者以外の職員が確認するよう徹底し、再発防止に努めると発表しました。