画像:建設連合国民健康保険組合より引用
建設連合国民健康保険組合は2024年2月9日、組合静岡支部にて管理する被保険者の個人情報3,775件が記録されたUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
USBメモリには連合が毎年作成する台帳用のデータが記録されていました。ところが2024年1月26日、静岡支部の担当者が台帳作成に取り掛かろうとしたところ、USBメモリが所在不明になっていることが判明。組合は発覚後、事務所内外の徹底的な捜索を行いましたが、USBメモリは見つかっていません。
建設連合国民健康保険組合によると、紛失したUSBメモリには「氏名」、「郵便番号」、「住所」、「生年月日」、「電話番号」、「当国保組合の資格取得日」、「当該支部内での管理番号」などの情報が含まれていたことがわかっています。ただし、USBメモリには高度な暗号化と複雑なパスワード設定による漏洩防止策が実施されており、公表時点で外部流出は確認されていないとのこと。
組合は再発防止策として、USBメモリ授受において複数名での確認、使用履歴の記録、保管状況の定期的な確認、外部事業者受け渡し時の受領証作成を徹底すると発表。再発防止に努めるとしています。
参照静岡県支部におけるUSBメモリ紛失について/建設連合国民健康保険組合