中津市民病院、ランサムウェア感染で取引先情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

中津市民病院、ランサムウェア感染で取引先情報流出の可能性



画像:中津市立中津市民病院より引用

中津市立中津市民病院は2023年11月21日、同院が財務会計用に運用しているシステムサーバーがランサムウェアに感染したと明らかにしました。

中津市民病院によると2023年11月13日、サーバーに障害が発生したため、調査したところ原因がランサムウェアによるものと判明しました。同院はこのため、該当サーバーをネットワークから遮断するなどの措置を実施しました。

中津市民病院によると被害サーバーは財務会計用に運用しているサーバーです。内部には取引先の代表者や連絡先、口座情報などが記録されており、流出の懸念が生じています。ただし、公表時点で情報流出を裏付ける事実は確認されておらず、患者情報に関わる電子カルテシステムも別の環境で運用されており、影響の懸念は生じていません。

同院は今後も調査を継続する方針です。また、今後はセキュリティ強化に努め再発を防止するとしています。

参照財務会計システムへの不正アクセスによる情報流出の可能性について/中津市立中津市民病院


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