
画像:下仁田厚生病院より引用
群馬県の下仁田厚生病院は2023年9月29日、同院患者情報2,013件が記録されたUSBメモリが所在不明になったと明らかにしました。
説明によると、同院では医療事務業務を外部事業者に委託していました。委託先の従業員は診療報酬請求業務を遂行するため、同院の端末を操作し週1回の頻度でUSBメモリにデータを移管していましたが、作業の過程でUSBメモリが所在不明になったとのこと。
同院によるとUSBメモリには同院外来および入院患者の診療情報2,013件が記録されていました。内訳としては氏名や生年月日のほか、傷病名や保険者番号も含まれているとのこと。病歴データは個人情報保護法にて要配慮情報として規定されています。
公表時点でUSBメモリは発見に至っていません。同院は委託先事業者に再発防止策を講じるよう指示するとともに管理監督を徹底するとしています。