画像:原子力規制委員会より引用
原子力規制庁は2023年10月4日、同庁が原子力関連事業者等に送信した電子メールについて誤送信があり、関係者105名のメールアドレスが流出したと明かしました。
原子力規制庁が公表したところによると同庁は2023年10月3日、原子力事業者のうち核物質防護に関係する事業者の担当者105名に対して、非公開会合の案内メールを外部一斉送信しました。ところが、同庁はメールアドレスを入力する際、本来「BCC」で送信すべきところを「Cc」に入力し送信していたとのこと。
電子メールは「Cc」で送信すると、送信者だけでなく受信者も入力されたメールアドレス(今回の場合105件)を閲覧できます。同庁はこのため、誤送信先となった事業者に連絡を取り謝罪およびメールの削除を依頼し、確認を取りました。
原子力規制庁は今後、全職員に注意喚起を行うほか、外部メール送信に際して「BCC」への記入確認を徹底するとしています。