産総研の中国籍研究員、内部情報不正に持ち出し中国企業に送信か|サイバーセキュリティ.com

産総研の中国籍研究員、内部情報不正に持ち出し中国企業に送信か



画像:産業技術総合研究所より引用

国立研究開発法人・産業技術総合研究所は2023年7月5日、触媒化学融合研究センターに所属する中国籍50代の元主任研究員が、過去秘密情報を不正に持ち出していた疑いで、逮捕・起訴されたと明らかにしました。

情報によると、研究員は2018年4月頃、産総研が保有するフッ素化合物の合成記述情報に関係する研究データを不正に持ち出し、中国企業に送信していたとのこと。同企業はその後、産総研の保有するデータと酷似したデータを特許申請しています。

関与が疑われる研究員は産総研に20年以上勤務している職員です。しかし、研究員は産総研の許可を得ないまま、中国企業と関係が疑われる大学の教授を兼任していました。

参照情報漏えい事案の概要について/産業技術総合研究所


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