尼崎市、酒に酔ったUSB紛失事案の再発防止策を発表|サイバーセキュリティ.com

尼崎市、酒に酔ったUSB紛失事案の再発防止策を発表



尼崎市は2023年6月9日、業務委託先ビプロジー社の協力会社従業員がUSBメモリを紛失した事案において、再発防止策の内容およびビプロジー社への損害賠償請求の意思を公表しました。

尼崎市では2022年6月21日、ビプロジー社の協力社員が全市民の個人情報を記録したUSBメモリを外部に持ち出し、紛失するという事案が起きました。協力会社社員は紛失時、酒に酔っていたことがわかっており、情報管理体制の甘さを問題となりました。

尼崎市はその後、ビプロジー社を18カ月の入札参加停止にするなど厳しい対応を取っていました。

今回は再発防止を目的として、サーバルーム内の監視カメラの増設、委託業務に係るファイル転送サービスの導入(USBメモリーの使用禁止)、情報セキュリティ監査(外部監査・内部監査)の充実、CIOの新設、CIO補佐官兼CISO補佐官の民間登用などを公表。ビプロジー社に対し、対応経費について損害賠償請求をすると発表しました。今後、情報セキュリティ対策を徹底し安心安全の確保に努めるとしています。

参照USBメモリー紛失事案発生後の本市の対応について/尼崎市


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