山形県朝日町は2022年12月22日、個人情報を含む飼犬登録原簿データが記録されたUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
説明によると2022年12月15日、山形県獣医師会より朝日町にUSBメモリを含んだ書類が郵送されました。ところが、担当者の手に渡った時には郵送物が開封され書類のみで、USBメモリは見当たらない状態だったとのこと。朝日町は紛失判明後に庁舎を捜索するなどしましたが、公表時点で発見には至っていません。
町役所では郵送物が届いた際、担当者の手に渡るまでに仕分けなどを経るため、何らかの過程で開封され、廃棄されたしたものと見られます。
USBメモリには朝日町が管理する飼犬登録原簿データが記録されていました。犬のデータであるため登録簿の内容は犬種や注射履歴などの情報ですが、飼い主である町民194名の氏名や住所も含まれており、町は個人情報の流出懸念に当たると判断。
USBメモリは廃棄された可能性が高く、またセキュリティ設定がされていることから、第三者流出の可能性は低いと見られますが、対象者に謝罪しまし、再発防止に努める考えを明かしました。