パスワード類推し他人のアカウントに不正アクセス、郡山市が職員を処分|サイバーセキュリティ.com

パスワード類推し他人のアカウントに不正アクセス、郡山市が職員を処分



福島県郡山市は2022年11月17日、市に所属する20代女性職員Aが他の職員18名のアカウントを利用して市のグループウェアに47回の不正ログインを行ったうえ、不審な書き込んだり個人情報を不正に閲覧したとして、戒告処分しました。

郡山市によると、職員Aは2022年7日4日~2022年7月8日にかけ、業務用パソコンを使用して他の職員のパスワードを類推し、グループウェアに不正ログイン。職員3名のプロフィール欄やスケジュール欄にいたずらのような書き込みをしたほか、架空の予定を入力。さらに職員12名の氏名や住所等を本人の同意なく閲覧していました。

郡山市は職員Aの行為が信用失墜行為や職務専念義務に違反するとして、Aに対する戒告処分を決定しました。再発防止のため、各職員のパスワードを類推できないものに変更しました。

参照職員の懲戒処分について/郡山市


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