ワコムがサイバー攻撃被害、カード情報や個人情報など最大14万7千件流出か|サイバーセキュリティ.com

ワコムがサイバー攻撃被害、カード情報や個人情報など最大14万7千件流出か



入力機器メーカーの株式会社ワコムは2022年11月21日、同社が運営する「ワコムストア」が第三者による不正アクセスを受け、過去ワコムストアにてカード決済した一部ユーザーのカード情報最大1,938件やワコムストアを利用したユーザー最大14万7,545名の個人情報が流出した可能性があると明らかにしました。

説明によると、ワコム社は2022年8月19日、一部のクレジットカード会社より、ワコムストアを利用したユーザーのカード情報の流出懸念について連絡を受けました。事実関係を把握するため同社が第三者調査機関に調査を依頼したところ、何者かがワコムストアに対しサイバー攻撃を仕掛けた事実およびカード情報・個人情報の流出懸念が判明しました。

ワコム社によると、攻撃を受けた原因はワコムストアに内在していたシステム上の脆弱性です。対象となったのはワコム社が2022年4月19日まで運用していた旧システムの欠陥で、攻撃者にこれを利用され、情報改ざんなどが発生した可能性があるとのこと。同社はこのため、対象ユーザーに謝罪し、個別に連絡を取るとしています。

なお、同社は現在、攻撃を受けたシステムとは異なる、安全性が確認された新環境でワコムストアを運営しています。しかし、カード決済は停止しており、再開日は決定次第、ウェブサイトで公表するとしています。

参照弊社が運営する「ワコムストア」への不正アクセスによる 個人情報漏洩に関するお詫びとお知らせ/株式会社ワコム


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