画像:鎌倉市より引用
神奈川県鎌倉市は2022年10月12日、市の玉縄支所窓口にて国外転入者のデータ入力時、同氏同性年月日の別人のデータを付与するミスが発生したと明らかにしました。
鎌倉市によると同所では2022年9月16日、国外から鎌倉市に転入するための異動届を転入者Aより受理しました。基礎自治体は転入受付時、住民記録システムのデータ更新する必要がありますが、担当者はAの情報更新時、住基ネットで「氏、生年月日、性別」で別人Bのマイナンバー情報等を引き出し、これを記録システムに入力するミスを起こしました。
事案発生時、鎌倉市はミスに気付いていませんでした。ところが、その後Bがマイナポータルにログインしたところ、自身と異なるAの情報が表示される事案が発生。加入する社会保険に連絡したため、鎌倉市による入力ミスが発覚しました。
鎌倉市はこれを受け、対象となった市民AおよびBに経緯を説明した上で謝罪。総務省に緊急事案報告を提出し、再発を防止するとしています。