たしろ薬品、顧客情報1万1千件記録のUSBメモリを紛失|サイバーセキュリティ.com

たしろ薬品、顧客情報1万1千件記録のUSBメモリを紛失



画像:株式会社たしろ薬品より引用

株式会社たしろ薬品は2022年8月15日、同社が運営していた「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」にて顧客情報1万1,147件を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。

同社によるとルミネ横浜店は2022年7月10日を最後に閉店しており、同店はデータ移行の必要性から2022年7月11日に顧客データをUSBメモリに保存しました。ところが、2022年7月20日、同店に顧客から個人情報に関する問い合わせがあり、USBメモリの使用を試みたところ、紛失が発覚。

同社は店内を捜索しUSBメモリの所在確認を行いましたが、公表時点で発見には至らず。閉店作業中にUSBメモリを紛失したものと判断し、バックアップデータを復旧後、紛失対象者らに連絡を取り謝罪しました。

USBメモリにはカネボウ顧客システムの登録情報

株式会社たしろ薬品によると、紛失したUSBメモリには2011年1月27日~2022年7月10日にかけて同店にてカネボウ化粧品を購入し、メーカーの顧客システムに登録したユーザー情報が記録されていました。

同社によるとUSBメモリには氏名、性別、生年月日のほか、住所や電話番号などの連絡先情報が記録されています。対象件数は11,147件ですが、このうち1,762件は氏名のみの登録で、クレジットカード情報も含まれていないとのこと。

なお、同社はUSBメモリには情報削除の申し出があったユーザー情報が含まれているとも発表。同社では削除の申し出を受けてから一定期間が経過したのちに対応していたと説明しています。

参照個人情報が記録されたUSBメモリ紛失について ご報告とお詫び/株式会社たしろ薬品


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