旧PATRICKオンラインショップがサイバー被害、5,172名のカード情報流出か|サイバーセキュリティ.com

旧PATRICKオンラインショップがサイバー被害、5,172名のカード情報流出か



画像:カメイ・プロアクト株式会社より引用

カメイ・プロアクト株式会社は2022年7月7日、同社が過去運営していた通販サイト「旧PATRICKオンラインショップ(以下:被害サイト)」が外部からの不正アクセスを受け、過去クレジットカード決済したユーザー5,172名のカード情報が流出・不正利用された可能性があると明らかにしました。

説明によると、同社は2022年2月1日に被害サイトをリニューアルしていましたが、2022年3月16日に一部のクレジットカード会社より、被害サイトからの情報流出の懸念について連絡を受けました。

同社がこのため、被害サイトを調査したところ、リニューアル前のサイトシステムに脆弱性が内在している事実が判明。さらに攻撃者により設置されたと見られる、不正なファイルも確認されました。

新サイトでは被害確認されず

カメイ・プロアクト株式会社によると、攻撃の影響により、2021年4月30日~2022年1月30日にかけて被害サイトで決済されたカード情報について流出の懸念が生じています。

同社はこのため、公表日以降、対象となるユーザーに個別に連絡を取る方針です。

懸念判明から公表までに相当期間が経過している理由については、「対応準備を整えていた」と説明。即ち、本来ならば速やかな公表が望ましいものの、情報不確定の段階で事実を明かし混乱を招くよりも、調査会社の報告やカード会社との連携等、対応準備を整えてからの公表が望ましいと判断したとしています。

なお、同社によると流出懸念は旧サイトのみのものであり、リニューアル後の新サイトでは情報流出が生じていないことを確認済とのこと。今後は調査結果を踏まえたセキュリティ対策を実施し、再発防止すると説明しています。

参照「(旧)PATRICK(パトリック)オンラインショップ」への 不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ/カメイ・プロアクト株式会社


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