ニチリン米国子会社がランサム感染、システムダウンで手作業切替|サイバーセキュリティ.com

ニチリン米国子会社がランサム感染、システムダウンで手作業切替



画像:株式会社ニチリンより引用

自動車用ホースなどを手がける株式会社ニチリンは2022年6月22日、同社の米子会社「ICHIRIN-FLEX U.S.A., INC.(NFL)」のサーバーがランサムウェアに感染したと明らかにしました。

同社によると感染は2022年6月14日に確認されたもので、影響からNFLの生産管理システムが停止する被害が生じました。NFLではこのため、システム復旧やグループへの影響をモニタリングすると同時に生産ラインを手作業に切替え対応している状況です。

ランサムウェアは感染先のデータを暗号化し脅迫行為を働くマルウェアです。感染により情報流出や不正利用の懸念が生じますが、公表時点では明らかになっておらず、調査を継続し明らかにするとしています。

ニチリンホームページに接続障害

ニチリン社によると、同社では2022年6月17日頃より、ホームページが閲覧できない事態が発生しています。

同社このため、当面の対応策として「暫定対策を実施」し、国内からの閲覧を復旧しています。ただし、対策は暫定的なものであり、海外接続には影響が残っているため、近日中に復旧させるよう追加の対策を実施する方針です。

なお、接続障害について、同社はランサムウェアとの関連は不明と説明しています。

参照当社米国子会社への不正アクセス発生について/株式会社ニチリン


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