
自動車部品メーカーの株式会社デンソーの海外子会社がハッカー集団によるサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染していた事実が明らかになりました。
情報によればデンソー社は2021年12月、自社のセキュリティシステムが外部からのサイバー攻撃を検出したため調査したところ、メキシコ子会社で使用していた端末20台がランサムウェアに感染していた事実が判明。
さらに攻撃者と見られるハッカー集団「Rook(ルーク)」から、データと引き換えに金銭の支払いを要求されたほか、ダークウェブ上にある追跡できないサイト上で「デンソーから1.1テラバイト相当のデータを盗み出した」と犯行声明を受けたとのことです。
身代金対応は明らかにせず
デンソー社によれば、被害を受けたパソコンはメキシコ工場内で使用していたものでいずれもランサムウェアによりデータを暗号化されていました。
同社が調査したところ、被害端末はいずれも古いネットワークで使用していたもので、事業活動に必要な重要データは含まれていないと判明。ただし、工場内の従業員の個人情報が含まれている可能性があるとしています。
なお、デンソー社は現在、身代金の支払い要求への対応を明らかにしていません。現地当局の捜査もあり、明かせないとしています。
参照デンソー、海外ハッカーからサイバー攻撃 北米拠点標的/日本経済新聞
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
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