
画像:理化学研究所より引用
国立研究開発法人・理化学研究所(以下:理研)は2021年11月5日、職員の教育や研修に使用する学習管理システムに対する外部からのサイバー攻撃が発生し、サービスに登録していた理研関係者の個人情報が流出した可能性があると明らかにしました。
理研によると、サイバー攻撃が確認されたのは2021年9月24日のことで、学習管理システムに脆弱性が内在しており、サービス提供者側からサーバーへの外部アクセスおよびファイル改ざん被害に関する通知を受けたとのこと。
また、その後実施した調査により、同サービスを利用していたユーザー(直接雇用・客員研究員・学生・派遣社員等)のIDや氏名・組織や学習履歴などの情報1万4,000件が流出した可能性があることが判明しました。
サービス提供業者にセキュリティ強化を指示
理研は被害の発生を受け、被害ユーザーらが閲覧する所内向けのウェブページにて事態の説明と注意喚起を行いました。また、流出情報には退職者等のものも含まれていたたため、対象者らにはメールを送信し個別に謝罪したとしています。
なお、理研は現在、被害を受けたシステムのサービスを停止。再発防止に向け、サービス提供業者に対してセキュリティ対策強化を指示しました。
参照学習管理システムからの情報流出の可能性について/理化学研究所
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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