画像:スズキ株式会社より引用
自動車メーカーのスズキ株式会社は2021年10月22日、同社のインドネシア子会社であるスズキ・インドモービル・モーター(SIM)が外部からのサイバー攻撃を受け、工場の操業を一部停止せざるを得ない被害が生じたと明らかにしました。
スズキ社によれば、攻撃が確認されたのは2021年10月15日のことで、影響により生産システムの一部が停止する被害が生じたとのこと。これによりスズキ社はSIM4輪工場での操業の一部を2日間見合わせました。
なお、SIM社は現在は復旧し運営を再開しています。
情報流出は確認されず
スズキ社は今回の不正アクセスに伴う情報流出は確認されていないとしています。
ただし、情報流出は不正アクセスにより懸念される事項のひとつであるため、今後も調査を継続する考えです。再発防止策としては、子会社を含めセキュリティ強化を推進するとしています。
参照インドネシア子会社に対する不正アクセスについて/スズキ株式会社