マルウェア感染でパソコン2台のメール内容流出か|日本通運|サイバーセキュリティ.com

マルウェア感染でパソコン2台のメール内容流出か|日本通運



画像:日本通運株式会社より引用

日本通運株式会社は2021年3月1日、同社が所有するパソコンが外部からの不正アクセスを受けたことにより、メール内容が流出した可能性があると明らかにしました。

発表によると、同社は2021年2月24日に不正アクセス被害を確認。これを調査したところ、同社が保有する1台のパソコンについてマルウェアに感染し、合計2台のパソコンに記録されていたメール内容を、外部から閲覧された可能性が判明したとのことです。

同社はこのため、被害拡大を防止する措置を実施しています。また、今後は攻撃を受けた原因調査および影響範囲を調査し、明らかにするとしています。

不審メールなど注意喚起

日本通運株式会社によると、記事発表時点でなりすましメールの発生など、マルウェア感染によるものと見られる被害は確認されていません。

ただし、今後流出した情報を悪用する例が生じる可能性もあることから、同社は不審なメールの発生などに注意するよう呼び掛けを実施。また、今後の調査により公表すべき事実が浮上した場合、速やかに伝えるとしています。

参照当社パソコンへの不正アクセスによる情報流出の可能性について


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