薬物防止啓発サイトで設定不備、28名の情報が外部閲覧可能に|サイバーセキュリティ.com

薬物防止啓発サイトで設定不備、28名の情報が外部閲覧可能に



画像:香川県より引用

香川県は2021年2月1日、同県が進める薬物乱用防止に向けた広報事業「NO!DRUG薬物断絶物語」に関連して、委託先事業者のミスによる個人情報の流出が発生したと明らかにしました。

発表によれば、県では2021年1月19日より「NO!DRUG薬物断絶物語」の「断る一言」を県民に向けて募集していましたが、一部応募者から「募集サイトで他人の個人情報が閲覧できる」と指摘が入ったとのこと。

指摘を受けた県が募集サイトの運営委託先を通じて調査したところ、サイトの設定に不備があり、応募者の氏名や住所を第三者が閲覧できる事象が確認されたとしています。

委託先に修正指示

香川県によると同県は事案発覚後、委託先事業者に連絡し、設定不備を修正を指示しています。

また、今回の流出による被害者は合計28名と判明しており、対象者には個別に謝罪するとのこと。

なお、県は委託先事業者に報告書の提出を求めており、今後の再発防止につなげるとしています。

参照薬物乱用防止広報強化月間における広報啓発業務での個人情報流出につい


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