「Googleグループ」の設定不備で情報流出の危険性|日本大学理工学部|サイバーセキュリティ.com

「Googleグループ」の設定不備で情報流出の危険性|日本大学理工学部



画像:日本大学理工学部より引用

日本大学理工学部は2021年1月31日、同大学開催のオープンキャンパスの管理のために利用していた「Googleグループ」の設定に不備があり、オープンキャンパス説明会の申込者情報が外部閲覧できる状態にあったと明らかにしました。

発表によれば、2021年1月29日に外部から同大学の「Googleグループ」について、「(大学が管理する個人情報を)ウェブ上の誰もが閲覧できる」との指摘が入ったとのこと。

大学側がこれを確認したところ、同大学が開催を予定していたオンラインオープンキャンパスのために運用している「Googleグループ」について大学側の設定不備が判明。本来公開を予定していない、同グループ上に転送されていた申込者情報などが外部から閲覧できる状態にあったため、大学関係者のみが閲覧できるよう、アクセス設定を変更しています。

二次被害などは確認されず

日本大学理工学部によると、今回の設定不備で閲覧できる状態にあった情報は、同大学の令和2年度バーチャルオープンキャンパスの説明会等の申込者情報です。

同大学によると、詳細は調査中であるものの、情報の外部流出や流出二次被害は確認されていないとのこと。

大学側は流出対象者らに謝罪の上で、再発防止に向けセキュリティ対策を実施するとしています。

参照「Googleグループ」を通じた情報漏洩につきまして(お詫び)


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