金融取引情報2万4,147件記録したCD-R紛失、誤廃棄か|北都銀行|サイバーセキュリティ.com

金融取引情報2万4,147件記録したCD-R紛失、誤廃棄か|北都銀行



画像:株式会社北都銀行より引用

株式会社北都銀行は2020年10月20日、顧客の個人情報や銀行口座番号などの金融情報を記録した「ATM 電子ジャーナル CD-R」を同行店舗内で紛失していた事実を明らかにしました。

北都銀行によると紛失した「ATM 電子ジャーナル CD-R」は同行合川支店の店舗内に設置していたATMの取引履歴を記録したもの。2019年11月23日〜2020年6月7日にかけて稼働しており、期間中に対象ATMで取引した3,977先(2万4,147件)の氏名や支店番号、口座番号に取引額などが記録されていたとしています。

誤廃棄の可能性

北都銀行は「ATM 電子ジャーナル CD-R」の紛失要因について、不正アクセスや盗難ではなく、誤廃棄の可能性が高いとしています。同行の説明によると合川支店では2020年9月4日に店舗統合に伴うATMの撤去作業を進めており、回収した媒体の管理が適切でなかった可能性があるとのことです。

また、紛失した媒体には特殊な手法でなければ内部情報を読み取れない措置が講じられているため、情報流出の可能性も低いとのことです。

参照お客さま情報の紛失について/株式会社北都銀行


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