画像:愛知県より引用
愛知県は2020年8月26日、米国テキサス大学と連携して進めるグローバルスタートアップ育成事業「あいちオースティン・イノベーション・キックスタートプログラム」に関連した電子メールに誤送信が発生し、プログラムの一部であるウェブ研修への参加を希望する25名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。
愛知県は同事業を委託先のトーマツ名古屋事務所を通じて、テキサス大オースティン校に再委託しており、誤送信はこのテキサス大オースティン校に所属する事務担当者が起こしたもの。
事務担当者は参加希望者らにウェブ研修の日程と参加IDを伝えるメールを送信しましたが、この際に全参加者のアドレスが記載されたエクセルファイルを添付したとしています。
情報削除せずにファイル添付
愛知県は今回の事案の原因を「他の参加者のメールアドレス等を削除しないままエクセルファイルを送信した」としています。
エクセルファイルの添付は予定された作業であるものの、送信前に個人情報を削除すべきで、これを確認不足から怠ったものと見られます。
なお、県は事案による被害者に謝罪を表明。委託先のトーマツ名古屋事務所も電話で経緯の説明を進めているとしています。
参照あいちオースティン・イノベーション・キックスタートプログラム参加者の氏名及びメールアドレスの流出について 愛知県