画像:株式会社マイナビ農業活性事業部より引用
株式会社マイナビは2020年8月13日、「農家の課題解決ゼミオンライン」の参加者を対象に実施したウェブアンケートについて、回答内容が第三者に閲覧可能な状態にあったと明らかにしました。
「農家の課題解決ゼミオンライン」は、国内農業従事者が直面するさまざまな課題とその解決策を議論するオンラインゼミスクールです。同社農業活性事業部が主催し、2020年8月6日にはYoutubeライブでリアルタイム配信を展開していましたが、開催中に実施した視聴者ウェブアンケートについて、回答内容が別の人も閲覧できる状態が確認されたとしています。
なお、同社によると閲覧可能だったのは、回答者のうち合計49名のデータです。氏名やメールアドレスのほか、住所や郵便番号・口座の感想などが含まれていました。
オンライン配信による事故が相次ぐ
近年、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、さまざまなコンテンツのリアルタイム・オンライン化が進んでいます。
ただし、オンラインコンテンツのリアルタイム配信は予期せぬ事故が起きやすく、注意が必要です。2020年8月11日には、公立大学法人公立諏訪東京理科大学のオンライン授業で、授業履修学生の学籍番号が意図せぬ形で表示される事案などが発生しています。
参照「農家の課題解決ゼミオンライン」YouTubeライブにおけるWEBアンケート回答の情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社マイナビ 農業活性事業部