宛先欄の入力ミスで個人アドレス95件流出|福島市観光コンベンション協会|サイバーセキュリティ.com

宛先欄の入力ミスで個人アドレス95件流出|福島市観光コンベンション協会



画像:一般社団法人福島市観光コンベンション協会より引用
一般社団法人 福島市観光コンベンション協会(以下:福島観光協会)は2020年7月19日、同協会が発信した外部一斉メールにおいて誤送信が発生し、送信先の個人などのメールアドレス95件が流出したと明らかにしました。
福島観光協会によると、誤送信の原因は宛先設定の入力ミスです。福島観光協会は2020年7月17日、同協会が主催するキャンペーン参加者らに向けて、キャンペーンへの参加お礼などを記した電子メールを一斉送信しました。ところが、送信担当者は操作を誤り、本来他の宛先にアドレスを表示しない「BCC」で送付すべきところを、他の宛先を表示してしまう「To」で送信。これにより送信先でお互いのアドレスが表示される事象が発生し、流出が確定したとしています。

誤送信防止システムの導入など検討

福島観光協会はインシデント発生後、提携先の福島市に報告を行うほか、被害者らに謝罪実施し、誤送信メールの削除を要請しています。
また、今後は誤送信の防止に繋がる専用のシステムを導入するなどの対策を実施すると発表。再発防止に繋げる考えを示しています。
参照《重要》個人メールアドレス全表示状態での 一斉誤送信事案の発生に関するご報告とお詫び/一般社団法人福島市観光コンベンション協会


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