画像:八千代市HPより
千葉県八千代市は2020年3月23日、同市が高津学童保育所の運営を委託する株式会社アンフィニの職員が、所属児童66名の氏名や顔写真および保育所指導員13名の氏名や連絡先などを記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
八千代市によると2020年2月5日、職員が会議で使用したUSBメモリをデスクに置いたまま放置して業務を遂行したところ、同日中に紛失が発生。職員は同日中に社内の管理者に報告し、保育所内の捜索を進めましたが、記事発表時点で発見には至っていません。
また、USBメモリにはセキュリティロック等の施策が講じられていませんでした。
八千代市に報告書を提出
アンフィニ社は、紛失事案発生から約1か月後の2020年3月18日に、被害規模や経緯をまとめた報告書を八千代市に提出しました。
これによるとアンフィニ社は今後、USBメモリの使用を管理者に限定するほか、外部持ち出しに関しても制限を課すと発表。被害児童については保護者らに、謝罪と経緯を説明する書簡を送付しています。
なお、インシデントの被害規模は次の通りです。
- 高津学童保育所児童66名の氏名及び学年
- 高津学童保育所施設だより(児童の集合写真を含む)
- 高津学童保育所指導員13名の氏名及び連絡先
- 高津学童保育所指導員13名の勤務表
- 高津学童保育所児童利用実績表(日毎の人数のみ)
参照高津学童保育所内でのUSBメモリの紛失について/八千代市