決済フォーム改ざんでカード情報983件流出の可能性|イオンスポーツ|サイバーセキュリティ.com

決済フォーム改ざんでカード情報983件流出の可能性|イオンスポーツ



画像:イオンスポーツより

株式会社イオンスポーツは2019年11月14日、同社が運営するオンラインサイト「ゼロフィット公式オンラインショップ」が何者かの不正アクセスを受けたことにより、顧客クレジットカード情報983件に流出の可能性が生じていると明らかにしました。

インシデントは2019年7月16日、決済代行会社からイオンスポーツ社にカード情報流出に関する通知が入ったことにより発覚。同社が第三者調査機関に依頼したところ、2019年9月16日に調査が完了。調査結果からサイトの決済フローが一部改ざんされるなどの被害が確認され、顧客に謝罪と注意を呼び掛けています。

原因はシステムの脆弱性か

不正アクセスの原因は、サイトに内在していたシステム的な脆弱性です。同社が明らかにしたところによると、攻撃者は脆弱性を利用してサイト内部に侵入し、決済フローを改ざんしていました。

同社は現在、カード決済機能を停止し、セキュリティ対策を進めていますが、攻撃により2015年1月1日~2018年7月24日の期間中にサイト上でクレジットカード取引した顧客について、情報流出の可能性が生じているとのことです。

なお、被害発生から発表までの間に4か月近く経過していますが、同社はこれについて、「混乱を避けるため、必要な対応準備を整えてからの発表」と判断したと説明しています。

参照「【重要】弊社が運営する「ゼロフィット公式オンラインショップ」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社 イオンスポーツ」


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