個人情報470件を記録したUSBメモリを紛失、誤って廃棄処分か│古河市|サイバーセキュリティ.com

個人情報470件を記録したUSBメモリを紛失、誤って廃棄処分か│古河市



画像:古河市コミュニティセンター総和 個人情報を含むUSBメモリの紛失について/古河市より

古河市・市民協働課は2019年11月6日、市コミュニティセンター総和の施設利用者らの個人情報470件を記録したUSBメモリを紛失していたことを明らかにしました。

USBメモリは市コミュニティセンターの施設利用状況や使用料の集計データを記録したもので、普段はカギのかかるキャビネットに保管されていました。ところが、担当者が業務上の理由からUSBメモリを使用した際に、紛失が発覚。担当者らは捜索を進めましたが記事発表時点で発見には至らず、誤って廃棄した可能性があると説明しています。

データ取得後は削除する旨決定

古河市は今回のインシデントについて謝罪を表明するとともに、再発防止策を提示しました。これによると、同市はこれまでUSBメモリに記録するデータを削除していませんでしたが、今後は使用後に不要となったデータを削除し、必要な情報だけを記録するよう改善する方針。紛失時の被害を食い止める考えです。

また、紛失時の流出リスクを抑止するため、USBメモリにパスワードロックを設定すると発表。USBメモリが第三者の手に渡った状況も想定し、セキュリティ体制を構築する考えを示しています。

参照古河市コミュニティセンター総和 個人情報を含むUSBメモリの紛失について/古河市


SNSでもご購読できます。