山口大学工学部で2019年9月26日、サイバーセキュリティへの対応力向上を図った産学官民による初の共同対応訓練が開かれました。
通信事業者や金融機関に加えて、警察関係者や大学生・IT企業などさまざまな人材・組織が訓練に参加。各人がチームを組み、仮想的なサイバー攻撃からの防御技術を競い合いました。
仮想ECサイトを守る訓練を実施
訓練の内容は、4人~5人のチームで45分間ほど仮想のECサイトを運営し、迫りくるサイバー攻撃から守りつつ、売上を競うというものです。
攻撃の種類も多様であり、サイトにログインできなくなったり、一部データを書き換えられるなどの事象が発生。いずれも実際に発生しているサイバー攻撃を模しており、チームで役割分担をして、攻撃に対処するといった訓練が行われました。
訓練に参加した大学生らは、今後の知見や就職に役立てたいと語っています。
参照産学官民による初のサイバー攻撃共同対応訓練 宇部/Yahoo!ニュース