
画像:個人情報(電子メールアドレス)の流出について/大阪府より
大阪府は2019年8月14日、府の福祉部・福祉人材・法人指導課にて介護施設などにメールを送付する際に誤送信が発生し、福祉施設など合計225件のメールアドレス(うち25件は担当職員の氏名がわかるもの)を流出したと明らかにしました。
府の説明によると、誤送信の原因は宛期先欄の設定ミス。職員がメールを一斉送信する際に本来「BCC」とすべきところを「宛先」に入力し、お互いのメールアドレスが見える形で送信したとしています。
施設側から「未達」と指摘され発覚
大阪府によると2019年7月31日、福祉人材・法人指導課が各施設に「外国人介護人材の円滑な受入れに関する研修」についての一斉送信する際に、インシデントが発生しています。
同課は送信直後、誤送信に気付いていませんでした。しかし2019年8月5日、一部の施設から「メールが未達だ」と連絡が入り、同課で確認を進めたところ、誤送信が明らかになりました。府はその後、影響を受けた施設に謝罪。メールの削除を要請し、対応を進めています。
容量オーバーで誤送信防止システムがが機能せず
大阪府は誤送信を防ぐためのシステムとして、「安心一斉送信システム」を導入していました。ところが、同システムはファイル容量に制限があるため、担当者は同システムを通さずにメールを送信。結果として誤送信を引き起こし、メールアドレスの流出を招いた形です。
無料のWEBセキュリティ診断が可能!

書籍「情報漏洩対策のキホン」プレゼント

当サイトへの会員登録で、下記内容の書籍「情報漏洩対策のキホン」3000円相当PDFプレゼント
(実際にAmazonで売られている書籍のPDF版を無料プレゼント:中小企業向け|大企業向け)
下記は中小企業向けの目次になります。
- 1.はじめに
- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
- 6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策
- 7.サイバーセキュリティ知っ得用語集
無料でここまでわかります!
ぜひ下記より会員登録をして無料ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?