アマゾン下請け関連業者が配送情報を流用、配達先女性に個人的接触か|サイバーセキュリティ.com

アマゾン下請け関連業者が配送情報を流用、配達先女性に個人的接触か



画像:ドライバーが配達先の女性にLINEで連絡 アマゾン配送業者から個人情報が流出/Yahoo!ニュースより

2019年8月3日、アマゾン物流の一部を受託する事業者にて、個人情報が流出したとの報道がありました。

情報によると、アマゾンは配送コスト抑制のため大手配送業者に委託していた業務を一部転換。別の物流業者に委託したところ、委託先業者と関係のある物流会社の従業員が、業務上知りえた個人情報を利用して、顧客女性に個人的な接触をはかったとのことです。

システム・コンプライアンスともに欠如か

情報によると問題の企業は、大手企業ならどの会社も備えている物流のためのシステムや端末を有しておらず、LINEグルーでドライバー個人の端末に情報(再配達は時間指定の変更など)を伝達していました。

ところが個人用端末へのLINEによる通達は、個人情報がいつまでもドライバー個人に残り続けるということを意味しています。報道によると、取材に応じた人物の端末には、多数の利用者の氏名や住所などの記録が残っていたとしています。

近年個人情報の取り扱いは増々重要度が増しています。ずさんな管理体制の企業が批判を浴びてしまう流れも、仕方ないと言えそうです。

参照ドライバーが配達先の女性にLINEで連絡 アマゾン配送業者から個人情報が流出/Yahoo!ニュース


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