脆弱性悪用されクレカ情報2,407件流出か|株式会社ジュニアー|サイバーセキュリティ.com

脆弱性悪用されクレカ情報2,407件流出か|株式会社ジュニアー



画像:弊社が運営しておりました「ジュニアーオンラインショップ(旧サイト)」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社ジュニアーより

株式会社ジュニアーは2019年6月10日、同社が2018年9月21日まで運用していた旧バージョンの「ジュニアーオンラインショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報2,407件に流出の可能性があると公表しました。

発表によると、流出の原因はサイトに内在していた脆弱性。攻撃者はペイメントアプリケーションの改ざんを手掛け、ユーザーらに気付かれないように、カード情報を盗み取っていたものと見られます。

新サイト移行中に事案発生

ジュニアー社によると2018年11月22日、クレジットカード会社から情報流出について懸念の通知を受け、不正アクセスの可能性が浮上。通知を受けた同社が第三者調査機関に調査を依頼したところ、2018年9月21日時点で、既にカード決済を停止していた旧バージョンの「ジュニアーオンラインショップ」に不正アクセスの痕跡が発見されたというものです。

なお同社は現在、サイトをリニューアルし運用中。旧サイト閉鎖は老朽化によるもので、今回の不正アクセスとは関係ないとしています。

被害の内訳は?

ジュニアー社の発表によると、流出可能性のあるカード情報は合計2,407件。旧サイトで特定期間中にカード決済したユーザーのものが対象です。詳細は下記の通りです。

対象となるユーザー 対象期間 対象件数 対象の情報内訳
ジュニアーオンラインショップ(旧サイト)でカード決済したユーザー 2017年9月18日~2018年9月21日 2,407件 カード番号・カード有効期限・セキュリティコード・カード名義人

参照弊社が運営しておりました「ジュニアーオンラインショップ(旧サイト)」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社ジュニアー


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