不正アクセスで患者情報等3,671件が流出、二次被害の懸念も|多摩北部医療センター|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスで患者情報等3,671件が流出、二次被害の懸念も|多摩北部医療センター



画像:多摩北部医療センター発表資料より

東京都保健医療公社多摩北部医療センターは2019年5月20日、所属医師のPC端末が何者かの不正アクセスを受け、メールアカウントが乗っ取られたと明らかにしました。

攻撃者はアカウントを乗っ取り、医師になりすまして、官公庁など政府機関にメールを発信。メールにはマルウェアが添付されており、二次被害を狙ったものと見られています。

患者や医療関係者らの個人情報も流出か

患者や医療関係者らの個人情報についても、流出の懸念が生じています。

男性医師は患者や医療関係者ら3,671件の情報も有しており、攻撃者の手に渡った可能性があるとのこと。患者情報は氏名や生年月日の他に、病歴などセンシティブ情報も含まれていることから、流出の影響が危ぶまれています。

参照多摩北部医療センターにおけるパソコン端末等への不正アクセス被害に関するお詫びについて/多摩北部医療センター


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