ソフトバンクを偽装したフィッシングサイトに注意、株式売り出し装い情報窃取か|サイバーセキュリティ.com

ソフトバンクを偽装したフィッシングサイトに注意、株式売り出し装い情報窃取か



画像:ソフトバンク株式会社より

ソフトバンクグループのソフトバンク株式会社は2018年11月14日、同社の株式売り出しを装ったフィッシングサイトの存在を発表しました。

ソフトバンク株式会社は株式の売り出しについて、「ソフトバンク株式会社の株式は、日本国内においては株式売出届出目論見書に記載されている国内引受証券会社を通じてのみ販売されます」と説明。

株式について、同社が購入希望者に直接販売することはないとした上で、フィッシングサイトに安易に個人情報を委ねないように注意を呼び掛けています。

株式売り出しに伴うフィッシング詐欺

言うまでもありませんが、問題となったフィッシングサイトはソフトバンクグループ株式会社・ソフトバンク株式会社と一切関係ありません。しかし、今回のフィッシング詐欺が、2018年11月に発表されたソフトバンク株式会社の株式売り出し発表に乗じたものである可能性は高いです。

今後関心度の高いと思われるユーザーへのダイレクトメールの送付など、別のサイバー攻撃が行われる可能性も否定できません。

ソーシャルエンジニアリングを利用した脅威

ソーシャルエンジニアリング(人の心理的な隙や盲点を利用した攻撃)を駆使したサイバー攻撃はヒトの手による対策が難しく、いくらセキュリティを強化しても完全に防ぐことはできません。

今回のように社会的関心度の高い出来事に乗じたサイバー攻撃は脅威を増し、今後も東京オリンピックや自然災害を装った犯行の出現が予測されます。

参照ソフトバンク株式会社の株式の売出しを装ったフィッシングサイトに関するご注意/SOFTBANK/ソフトバンク株式会社


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