
12月22日、日新火災海上保険株式会社は、同社が保有する顧客情報最大905件が漏洩したことを発表しました。22日付で公表された同社の報告によると、犯行はなんと自社従業員が個人情報を不正に第三者に漏らしていたとのこと。
年末に明らかになった重大インシデントとして注目を集めています。
事件の経緯は?
事件のきっかけは、2017年11月1日に同社に寄せられた「(日新火災海上保険の)社員が個人情報漏えいを行っている」という趣旨の通報です。
同社がこの通報を受けて内部調査を実施したところ、12月13日に鹿児島サービス支店に勤務する社員の存在が浮上。同社員は「契約期間が満期になっている顧客情報を第三者に漏洩した」犯行を認めたと説明しています。
従業員は法令違反を認識
同社の調査では本件従業員は自身の行いが個人情報保護法に違反することを明確に認識していながら、本人に同意を得ること無く第三者に不正に情報提供。悪意ある内部犯行と言わざるを得ません。
同社は今回の事件を受けて被害者に書面で報告を行うと同時に、社内規定に基づいて厳正に対処すると述べています。
<参照>
お客さま情報の漏えいについてのお詫びとご説明 (PDF)/日新火災海上保険株式会社
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- 1.はじめに
- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
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