
画像:スタッフサービスHPより
大手人材派遣会社のスタッフサービスは、同社の元社員が在職中に、派遣登録者の個人情報を外部に持ち出し、1万5,000人余りの個人情報が流出していたと発表した。
同社によると、流出したのはスタッフサービスに人材派遣の登録などをしていた1万5,368人分の個人情報で、姓名のほか、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれている。
今回の問題は、4月19日に登録者からの問い合わせがあり、調査したところ翌日20日に発覚。
元社員がこれらの個人情報のデータをメールで外部に送信していたことがわかった。元社員は今年3月に同社を退職。退職前に別の人材派遣会社を設立していて、新会社の営業に活用するためにデータを持ち出したと話しているということ。
流出した個人情報について、同社はすでに回収済みであると説明。また登録者の性別や時給額、派遣先企業名などの営業情報も流出しており、引き続き調査を行っているという。
今回の問題を受けて同社は、対象となる登録者に詫びの書簡の発送、または、お詫びのメールを送るとともに、本件に関する専用の相談窓口を設置し、電話やメールでの問い合わせを受け付けている。
<参考>
ご登録者様の個人情報等の流出に関するお詫びとご報告/株式会社スタッフサービス・ホールディングス・株式会社スタッフサービス
登録者情報が外部流出、従業員の持出で – スタッフサービス/Security NEXT
大手人材派遣会社 1万5000人余の個人情報流出/NHK NEWS WEB
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
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