臨床試験参加者19名の情報を誤送信│株式会社アイメックRD|サイバーセキュリティ.com

臨床試験参加者19名の情報を誤送信│株式会社アイメックRD



画像:株式会社アイメックRDより引用

株式会社アイメックRDは2025年10月16日、同社が支援している臨床試験に関係する電子メールに誤送信があり、試験参加者19名の氏名が他の参加者に漏洩したことを発表しました。

発表によると2025年9月9日、臨床試験の参加者を対象に外部一斉メールを送信した際、メールアドレスと氏名の対応が入れ替わり、19名分の氏名を表示した状態で配信しました。翌日2025年9月10日には誤送信による情報漏えいの事実が判明。同社はこのため、対象者に電話で謝罪とメール削除の依頼しました。

同社は誤送信について、一斉メール配信用のCSVファイルを編集する過程で宛先と氏名が一致しないまま送信した、と説明しています。作業の過程で宛名確認の工程がなく、整合性のチェックが行われていなかったことが問題を引き起こした、とのこと。

同社は再発防止策として、一斉配信の手順を明文化しマニュアル化するほか、データ作成者と配信担当者による二重確認体制を導入し、氏名を不要な宛名に含めない運用を徹底する、と説明しています。

参照個人情報漏洩に関するお詫びと今後の対応策について|株式会社アイメックRD

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