初期段階で個人情報へのアクセス確認されずも後に判明し公表│クミアイ化学工業|サイバーセキュリティ.com

初期段階で個人情報へのアクセス確認されずも後に判明し公表│クミアイ化学工業



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画像:クミアイ化学工業株式会社より引用

クミアイ化学工業株式会社は2025年6月23日、同社が管理する社内サーバの一部が不正アクセスを受け、元従業員の個人情報が流出した可能性があることを明らかにしました。

発表によると、同社は2025年4月28日にセキュリティツールを通じて不正アクセスの兆候を検知し、調査を開始しました。初期の調査段階では2025年4月上旬に個人情報へのアクセスは確認されなかったものの、その後の詳細な分析により、一部の元従業員の情報への不正アクセスが判明しました。同社は被害拡大防止措置として、対象サーバのネットワーク分離、社内アカウントのパスワード変更、デジタルフォレンジックの実施など、複数の方策を講じています。

流出が懸念される情報には、氏名、所属部署、役職、当時付与されていたメールアドレス、社員番号が含まれていました。同社は個人情報保護委員会へ報告し、現在は該当する元従業員に順次個別連絡を取っています。連絡が困難なケースについては今回の公表をもって対応、とのこと。なお、公表時点で不正利用などの二次被害は確認されていないものの、詐欺などへの悪用の可能性があるとして、元従業員に注意を呼びかけています。

参照元当社従業員の方々へのお知らせ 不正アクセスによる個人情報流出可能性についてのお知らせとお詫びル|クミアイ化学工業株式会社

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